ジェネラリストかスペシャリストか

ジェネラリストは多くの分野にわたって全般的な理解をしている。ジェネラリストは特定の問題を解決するのに必要なスキルは持っていないかもしれないが、問題をがどのようなものであるか、分類する分野で力を発揮する。スペシャリストの方はというと、ジェネラリストとは対照的に、特定の分野に深い理解を持っている人である。スペシャリストは問題解決や、計画を実行する上で最高のパフォーマンスを発揮する。Dave氏によれば、プロジェクトを成功に導くためには、両方のタイプのメンバーがプロジェクトにいる必要があるとのことである。

アジャイルコミュニティの中には、コストの問題でスペシャリストはなるべく減らす方がいいと強く信じているメンバーもいる

多能工としても仕事ができるスペシャリストでチームを構成するべき

チームにおいて、スペシャリスト重視かジェネラリスト重視かというのは、規模によるのではないだろうか。必要な技術が5として、小規模なチームは2+3であるのに対して、大規模なチームは1+1+1+1+1というイメージ。小規模なチームほど、多能工スペシャリストが求められる。
そして、どのチームにも自分のロールを越えて全体を俯瞰できる人間は必ず必要。プロジェクトには、誰もやらないデットスペースが必ず存在する。それを見つけ、埋めるのがこの人。

InfoQ: アジャイルチーム上でスペシャリストはジェネラリストを上回るか?